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只見線応援団

只見線を応援しよう

只見線に乗って 「にわか鉄」   1月17日


日曜日の午後、天気はくもり。

午前中に仕事が粗方片づいた、そんな日曜日の午後である、・・・思いついて只見線に乗ってきました。

 

二十数年ぶりに乗る只見線、目的地は只見町。1時間ほど列車にゆられ、温泉に入ってのんびり、また1時間程列車でゆらゆらとしながら帰ってくる、そんな にわか計画を立て、行ってきました。いつもなら子どもを誘うところだけれど、行き当たりばったりになりそうなので、気ままに動けるように一人で行くことに。

 

乗車は魚沼田中駅から。誰もいない駅で列車を待つこと数分、ホームからぼやけた曇り空に向かって真っ直ぐ伸びたレールの先に、キラリと光る列車の灯りが見え、間もなく二両編成の赤い車両が入ってきました。先頭車両はラッピング列車、只見に関係したモノが一筆書きで書かれています。みんな繋がっていることを表しているそうです。
 


乗り込むと乗客はまばら、二両で合わせて十数人、日曜日の午後はこれが平均的な乗客数なのかなぁと。シートに腰を下ろすと、ディーゼルエンジンの振動が心地良い。

いざ出発、ゆるい上り坂をディーゼルの唸りを響かせ進む。速度がゆっくり、ゆっくり、上がって行く、重くて大きな物がゆっくり進んでいく独特の感覚、私のような「にわか鉄」でも、重い車両なのだなと分かる。 



国道252号線と平行するようにして走る只見線、車を運転しながらだと、風景をずっと目で追う訳にもいかずチラ見だけ、いつもの風景でも少し角度が違うだけで新鮮に映る。また平年であれば、背丈を超えるような雪が積もっているはずで、場所によっては雪でできたU字溝の底を走るようであったり、車窓からの眺めも、また違ったものになったのかなと・平成15年日経プラスワン「雪景色のきれいなローカル線ベスト10」第3位だからね。

小雪のためか身軽に見える家、薄くではあるけれども雪に覆われた田畑、

・・・それらを過ぎ、山に入る。
 

川と国道そして只見線が絡み合う風景へ。白黒の世界に突然現れる真赤なスノーシェード、冬の澄んだ水は川底の石まではっきり見せてくれる、思わずカメラを向けたくなる風景が次々と飛び込む。出来はともかくシャッターから手が離せない。
 


大白川の駅を出て間もなく、車内放送では只見駅での代行バスへの乗り継ぎの案内があり、最後に「次は終点、只見です」とアナウンス。

終点が只見、なんともさみしい想い。


・・・さらに進んで県境へ。

線路際の立ち木がそばまで迫る、同じ車窓でも車だと木の根元付近、列車ではグンと伸ばした枝先が視線の高さに。架線柱が無いローカル鉄道、車窓と風景を隔てるものがなく、惜しむらくはもう一段スピードが低ければと。でも観光列車じゃないからしょうがないか。生活のための鉄道だから、観光として収支を考えたらとても運行できないはず。今回は冬だけど、この風景は、新緑、紅葉と季節ごとに楽しめるなと・平成20年日経プラスワン「紅葉が美しい鉄道路線ベストテン」第1位だからね。



国境の長いトンネルを抜けたら、そこも雪国。

田子倉のダム湖が見え、若干スピードを落としながら田子倉駅を通過、でもこの駅は3年ほど前に廃止されて、もう列車が止まることはない。半地下のような造りで風雪にさらされることもないので、駅だったことが分かる状態で残っている。まぼろしの駅、でもローカル線ではそれほど珍しくはないのかな。

ここから終点の只見駅までは下り坂、ディーゼルの唸りは小さくなり、ブレーキの音がトンネル内に響く。



定刻通り、1時間と1分で只見駅に到着。はじめて降りる只見駅は、広いなという印象、でも広いのは駅舎ではなくホーム周辺、行き交う列車をさばく為の操車場だろうか?、でも雪に覆われて確認はできない。見かけによらずシャイなので駅員さんに聞くこともできず、想像で済ます。

 

只見の雪の量は、我が家周辺と同じくらい、足首の上どれくらいだろうかという感じ。

さっそく駅舎の中のインフォメーションセンター(観光案内所)で温泉までの交通手段を確認しに。

以前、車で訪れた「むら湯」が良かったのでまた行ってみようと。

しかし、「湯ら里」「むら湯」までの足が無いことが発覚。タクシー利用で片道4000円ほどかかるらしい、往復交通費+入浴料+諸々=福沢さんover、半日ぶらりで、これは辛い。

 

しかし、事前に「ひとっぷろまち湯」が歩いて行ける距離にあることを確認済み。

で、目的地を「ひとっぷろまち湯」に変更。ぶらぶらと歩いていると、防災放送用と思われる高い塔が目に入り、「ほーほー」と眺めていたら、塔の足もとに「SL!!!」、蒸気機関車である!

只見町は何度か訪れている(正確には通過していることの方が多い)が、街中にSLが置かれているとは、しかも普通にさりげなく?ドーンと。

魚沼市の公園にもSLが置かれているのだけれども、こちら只見のSLのほうがドーンとしているようで、「にわか鉄」には両方のSL違いが分かりませんが、意外性もあったせいか圧倒されました。

首都圏を走るような通勤電車は効率重視で軽量化されているようですが、重たいディーゼル車両のどっしりとした乗り心地と言い、この只見のSLの重量感と言い、時代の流れに逆行するモノは独特の価値を伴って存在していると確信。確信と断言はしたが、はたしてどんな価値なのかは自分でも分かっていない。

只見駅の操作場とこのSL、只見は交通の要所で複数の路線が乗り入れることはなかったけど、かつては鉄道の要として栄えたんだろう。



少し歩いて「ひとっぷろまち湯」到着。以前は「川の駅」と言う名の温泉施設でしたが、平成23年の水害で一時閉鎖、その後リニューアルオープン。温泉ではなく沸かし湯になりましたが、風呂好きの私には何の問題もありません。時間があれば何時間でも、何回でも、湯船に浸かりたいと思うので、かえって湯あたりしなくてイイかも。

日曜日の午後、空いた時間帯に当たったようでノンビリできました。風呂から上がって、読書しながら軽く飲んで、また風呂入って。500円の入浴料でビール一杯付、申し訳ないような料金設定なので、追加で飲んでしまいました。

帰りの只見線の時刻に合わせて出ようとする頃には、入浴客が次々にやって来たので、一人で過ごすにはちょうど良い時間帯だったなと。



空にはぼんやりと上弦の月が。道路は凍っていましたが、身体が温まっていたせいか寒さを感じず、のんびりと夜道を歩くこと10分、只見駅に到着。


定刻通り小出発の列車がホームに入ってきました。降りる客はなく、折り返しの出発まで停車している列車に乗り込む。車内は暖かく、これはディーゼルの排熱を利用した暖房だから心地イイのだと勝手に推測、電車にはこの暖かさは無理だよなぁと、ひとり頷く。

出発時刻まで、他に乗り込んでくる人もなく、定刻通り最終列車の出発、列車2両を貸し切り状態。


帰途は、日没から1時間以上たっての出発。しばらくはトンネル内の走行、人家のあるところでも夜景を楽しめるほどの灯りが有る訳でもなく、・・・ひとり酒を飲む。


心地よくゆられること58分、定刻通り魚沼田中に到着。それぞれ片道1時間、あっと言う間で、もう少しゆられていたかったなぁ・・・次回へ続く?


汽笛を鳴らし、去ってゆく列車を見送る。誰もいない車内からの明かりが雪を照らし、列車の動きに合わせスポットライトが付いて行くように見える。まさに終幕、列車が自分自身を演出しながら去って行く。



乗り鉄、撮り鉄、呑み鉄、「にわか」ですができました。

贅沢だなぁ・・・JR東日本は豪華な周遊列車をつくる計画があるようですが、こうゆうのも非日常の贅沢な時間の使い方だよね。

 

只見の先、川面を見ながら列車にゆられる・・・それはいつかなぁ。


 
                                                                       平成28年 冬

 

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